高齢者の在宅復帰を支える老人保健施設で働こう

老人保健施設への転職を希望する場合に押さえておくべきポイントはいくつかあります。
そこで、ここではその中の二つを紹介します。
ここで紹介するもの以外も気になるなら、転職のコツが書かれたサイトをチェックしてみてください。

さて、まず一つ目は応募理由の明確化です。
転職の面接では仕事に対するやる気はもちろん、業務内容の理解についても確認されます。
一口に介護系の仕事と言っても施設によって携わる業務は様々です。
老健は主に在宅復帰を目指す要介護者が利用する施設になります。
そのため例えば介護士の場合、基本的な身体介助だけでなく専門医や理学療法士が行うリハビリテーションのサポートも重要な業務の一つです。
介護系は採用されやすいといった安易な理由だけで応募したことで担当者からの質問に答えられずに落とされるケースも少なくありません。
自分が行う業務を知っておくのはもちろん、数ある介護サービスで老健を選んだ理由を明確に答えられるようにしておくことが基本です。

二つ目はキャリアプランを考えておくことです。
面接では採用後のキャリアプランについて質問をされることもあります。
慢性的な人手不足によるスタッフの負担増などで介護系の仕事は激務になりがちです。
老人保健施設は他の介護施設に比べて若干働きやすいとはいえ、日勤と夜勤のシフト勤務が基本なので肉体的負担が大きいのは否めません。
目的もなく与えられた仕事だけをこなす働き方をしているとモチベーションを保てなくなり早期退職に繋がりやすいと言われています。
面接でキャリアプランについて質問をするのは長く働いてくれる人材かを見極めるのが目的です。
採用率を高くするという点だけでなく自分自身のためにもキャリアプランを考えておく必要があります。